※子供たちには出来れば中学・高校・大学と野球をやって欲しいと願っています。
全国の強豪チーム(中学軟式/硬式・高校)の練習内容を研究し、その中で
小学生でもできるものはすぐ取り入れ、難しいものは小学生用にアレンジし、
将来につながる練習メニューを心がけています。
我がチームでは「フリーバッティングのみ」という練習は一切やりません。
野球の練習で最も効率が悪いからです。またシートノックも長くやりません。
ノックの打球とバッターの打球は違うからです。数をこなし、形を作る練習は
別メニューでやるべきです。
いかに試合に近い状況を練習で作ってやれるかが大事だと思っています。
最も重要視しているのはキャッチボールと走塁です。そしてバントができれば
バッティングも必ず良くなると思います。
ゴールデンエイジの頃に身につけた動きはずっと子供たちの宝物になっていくはず...
【これも大事なアップです】
○ゴミ拾い
○カバン、道具を揃える
○スパイクを正しく履く
【本当はもっと時間を掛けたいアップメニュー】
○ランニング
○体操/ストレッチ
○ダッシュ
○スラロームダッシュ
○馬とび
【基本メニュー】
○キャッチボール体操(インナーマッスルを動かす)
○正対スロー(スナップ)
○軸足Tの字スロー(軸足に体重をしっかり乗せ、軸足の内側を相手に向ける)
○ジャンピングスロー(右反転/左反転/真後反転)
○塁間スロー(捕球後に素早くテークバックして止めて終わる)
○膝立ちスロー(左右)
○遠投(低いライナーで)受け手は積極的に前で取る
○正面に手投げでゆっくり→軸足側から素早く捕球体勢に入る
○「取って早く」キャッチ&スロー
【番外メニュー】
・スティック投げ(なげるーんという商品もあるが、新聞紙を丸めて作れる)
・バトミントンのフォアハンド(オーバースローでサーブ)
・小型ラグビーボール投げ
【留意点】
※まずボールをちゃんと握っているか?
・2本(人差し指と中指)
・3本(人差し指と中指と薬指)→薬指はあくまで補助
・基本はフォーシームでボールの縫い目に第一関節あたりをかける
※ひじを上げゼロポジションを徹底させる
※投げる方の脇の角度90度ひじの曲げる角度約50~70度
※敬礼の形
※小指が必ず上にくるようにする(アーム投げの矯正にもなる)
※「割れ」の状態の時のグラブの位置(グラブも必ず小指が上)
※ボールを持った手の位置はこめかみあたりで頭の後ろには入らないように
注意する。
※受け手は相手が投げる前に必ず常に大きい声を出す
※グラブの中指を真上に向けて、相手にグラブの面が大きく見えるように構える
※股間節を意識してどんなボールでも動けるように構える
※昔から言われる「両手で取れ」はウソ!逆に取れない
片手で取り、利き手をグラブの近くに添える。
※ボールを取ったらすぐグラブを自分の利き腕に向けて返す
※取った後にグラブを下に流れる子は注意する→必ず捕球ミスが多いはず
○ボールまわし(順回り/逆回り/ワンバウンド回し)
○ゴロ基礎(3方向)
○アメリカン・ノック
○イタリアン・ノック(松永ソフトボールクラブ・オリジナル)
○ピラミッド(松永ソフトボールクラブ・オリジナル)
○素振り
・サークル素振り
・ウォーキング素振り
・丸イス素振り
・赤黒素振り
○ティー打撃
・通常ティー(できるだけ正面に投げる)
・連続ティー
・股関節ストレッチティー
・逆45度ティー
・真横ティー
・真後ろティー
・山なりチェンジアップティー
・ウォーキングティー
・実践タイミングティー
・3種バットティー
・スタンドティー
○ロングスタンドティー(3箇所3分)
○シャトル打撃
○バント・シート総合打撃(守備・走者付で監督のサインで動く)
・セーフティバント
・送りバント
・プッシュバント
・バスター
・ヒットエンドラン
・スクイズ
★バントの基礎練習
・バットの構え、スタンス
・バッターボックスの使い方、立ち方
・右打者と左打者の違い
・死んだ打球を転がせるポイント
・タイミング
※バントが出来なければ試合で使えないことを伝え、
またバントの楽しさ、バッティングにつながっていることをを教える。
★とにかく次の塁を狙う。そのために状況を考え、ボールから目を切らない。
「相手は必ずエラーするもの」と思え!
○打者走者の1塁への走塁
・内野ゴロ→打球をいつまでも見ない
・内野フライ→少しオーバーランして2塁をうかがう
・ファール→自分で判断しない
・外野フライ→オーバーランして2塁を狙う
・中堅から左方向へのヒット→オーバーラン
・オレンジベースの使い方
○1塁走者
・盗塁(スタート/スライディング)
・第一リードの距離
・シャッフル
・送りバント2塁セーフの後の動き
・次打者セーフティの時の動き
○2塁走者
・盗塁(スタート/スライディング)
・第一リードの距離→一走よりも大きく
・シャッフル
・内野ゴロの判断
・ライナー、フライの時の動き(タッチアップ/ハーフウェイ)
・次打者セーフティの時の動き
○3塁走者
・バッテリーミスの時の素早いスタート
・無死3塁(2、3塁)と1死3塁(2、3塁)の違い→ゴロゴー
・ライナー、フライの時の動き(必ずタッチアップ)
・次打者セーフティの時の動き(野手を引きつけてバッターを助ける)
※以上のことを踏まえてベースランニング